コロナ禍が始まった2020年頃から、今も尚自粛ムードはやみません。それはとても尊敬されるべき考え方の一つでもあります。しかし、わたしたちの生活は経済を動かさなければ停滞してしまいますし、娯楽も奪われると精神衛生上コロナ以外の病気を引き起こすことだってあるでしょう。
コロナ禍とほぼ同時期、わたしはうつ病の診断を受けました。
それから1年半の2021年6月、突然会社に行けなくなり休職。
休職期間は2週間で早々に復帰することができましたが、それはある出来事がきっかけだったと思います。
大阪通いのきっかけはうつ病の緩和

心が重く起き上がれなくなってしまい、このまま休職を延長するかどうか決める前に一つ行動を起こしてみました。
それは大阪の劇場へお笑いライブも観に行くこと。
当時、唯一楽しい気持ちにさせてくれたYouTubeチャンネル【ラニーラニーラニー】をきっかけに好きになった大村ジーニアスさんのネタを観に行って元気を貰いたいと思いました。
コロナ禍での遠出の不安
現在(2022年4月)まん延防止措置も解除され、少しずつ街に人が戻っていますが、感染者数は減少しきれていないのが現状だと思います。
当時(2021年6月)はもっと自粛ムードが強く、コロナ禍での外出を白い目で見る人も今よりも多かったです。
そんな中で決めた大阪行き、わたしにももちろん不安はたくさんありました。
コロナ禍の不安要素
- コロナウィルスに感染すること
- 家族に看病してもらうこと
- コロナウィルスに感染し重篤化すること
- 重篤化することで医療従事者に迷惑をかけること
- コロナウィルスに感染して他者へ感染を広げること
4・5は特に社会全体の問題であり、自分自身の責任だけではすみません。
心を守りたかった
それでも大阪行きを決行したことは今となっても良い判断だったかはわかりません。
結果としてコロナウィルスに感染することもなく終わったからこうやって記事にできたのだと思います。
ただ、わたしは感染するかもしれないコロナウィルスではなく、すでにうつ病を少しでも軽くすることの方が大切でした。
うつの症状軽減でエスカレートしていくおたく気質

大阪通いをはじめてお笑いライブを見に行くようになり、いくつかのうつの症状が改善しました。
- 中途覚醒が減り一定時間眠れるようになった
- 長時間睡眠することで1日働き切れる体力を取り戻した
- 落ち込むよりも楽しい気持ちの時間が増えた
- 次の大阪まで仕事を頑張ろうと思えるようになった
- 体調が良い日が増え家事や自炊もできるようになった
- 引っ越しや転職など未来のことを考えられるようになった
これが全て大阪へ行きお笑いライブを観ることによって引き起こされた改善かどうかはわかりません。もちろん投薬治療やストレス軽減など他の要因もあると思います。
大阪通いの回数が増えたことによる問題点
月1回が、月2回・3回と増え今では1週間の間の3回の休日すべてが大阪の劇場出番を見に行くというスケジュールの日もあります。回数が増えることで2つ問題点が発生しはじめました。
交通費と移動時間
大阪に行く回数が増えるということは、それだけ娯楽費用がかかってきます。お笑いライブのチケットは高くても3000円。500円の公演もあるくらいリーズナブルなので、チケット代は負担には感じていません。
交通費と移動にかかる時間の問題は引っ越しという一つの選択肢を強調させる一つの要因になりました。
また別の記事で詳しく書きますが、どう頑張っても1回平均1万円くらいはかかります。そして安く抑えようとすればするほど移動時間が長くかかってしまっているのです。
こうして引っ越すべきか通うべきかを考えはじめました。
そしてその記録を残していこうと決めたのです。
最後にコロナの終息を祈って

コロナ禍の生活で何かを我慢したり自粛している方がこの記事で不快な思いをされたとしたらお詫びしたいと思います。
しかし、あなたと同じように、わたしは自分と家族を守るという信念で必死で生きていること、それに付随する娯楽が必要だったことだけはお伝えしたいと思います。