もともと計算は得意ではないのですが、うつになってからは計算どころか数字がよくわからなくなった時期がありました。
数字だとはわかっていても、数字としての感覚がないというか、言葉で表すのはとても難しいのですが、計算ができず家計簿がつけられなくなったということです。
用途別にクレジットカードと電子マネーを使い分けよう

家計簿をつけるのを辞めても、何にどれくらい使っているかざっくりは把握しておきたいですよね。
そこでわたしは、用途別にクレジットカードと電子マネーを使い分けることにしました。
生活費はPayPay(PayPayカード)
主に食費・日用品などの日々の生活費はPayPayを利用しています。
PayPay加盟店ではなくてクレジットのみ使えるお店ではPayPayに紐づけられたPayPayカードを提示し、請求先がまとまるようにしています。
現金取り扱いのみのお店では使用した金額をメモしています。
その他支払いはすべて楽天pay(楽天カード)
光熱費、娯楽費、贈答費など、生活費以外のすべての支払いを楽天pay(楽天カード)で支払うことにしています。
過去一年分の明細を印刷して見える化

web明細を見れば詳細項目が分かりますが、印刷して用途別にマーカーで書き込んでいます。
印刷した明細は1年分ファイリングして保管しています。
半年以上前のは見返すことはほとんどありませんが、数ヶ月以内は使用額の見直しをすることもあるので印刷されている方が頭に入ってきやすいです。
引き落とし口座は1つだけにする
用途別に口座も分けてしまうと管理が大変です。
うつの症状の中で数字が苦手になっただけではなく、物忘れがひどくなったこともあり、度々残高不足で無駄な手数料を支払うことがありました。
今は引っ越しの手続きの関係で完全にではないですが、引き落とし口座をどこでも利用できるゆうちょ銀行のみに統一中です。
締日を決めずに総資産額を記録していく
クレジットカードで用途ごとに管理すると締日がバラバラになったり、支払い会社によっては請求月がズレたりすることもあります。
わたしの場合は支払った日にとらわれることなく、引き落とし日に請求される額面を見るようにしています。
例えば…
- PayPayカード
(利用日6/1~6/30)
口座引き落とし日 7/24 - 楽天カード
(利用日5/13~6/30)
口座引き落とし日 7/24 - 現金使用(
7/1~7/30の支払い分)
この場合利用日が5月・6月のものもありますが7月の支払いで統一しています。
総資産額で増減を見る
締日にこだわらず支払い日だけを見ると、カード利用が多い月、現金支払いが多い月で1ヶ月の使用額にはバラつきが出ます。
7/1~7/31間で項目別でいくら使用したかを出す場合はやはり家計簿をつけることが必要になってくるため、そこを手放しました。
その代わり、月末には総資産額を出すようにしています。
例えば…
- 7月末のゆうちょ銀行残高
- 7月末の楽天銀行残高
- 7月末の現金残高
これらをすべて足したものが総資産残高です。
お金についての持論

今回はかなり独特な方法を紹介しました。
お金の管理というのは千差万別だと思います。
わたしは学も貯蓄もないので投資をするなどの賢い生き方はできません。
明日死んだら終わり
今日で精一杯のわたしにとって【老後数千万円必要だ】などのはなしはとても疲弊します。
子育て終了後に移住する予定で別宅を購入した叔母はそこに住むことなく病に倒れました。
頑固で気難しい祖父の死後に祖父のお金で自由に暮らすという夢を持っていた祖母もまた病に倒れました。
楽しみをあとに残すのは嫌です。
今も楽しんで、出来ればあとも楽しみたい。欲張りかもしれませんが、死んだら終わりです。
だから、お金を好きに使っていい、貯金しなくて良いということではありません。
身の丈にあったお金の使い方をする
働ける分働いて、給与の範囲で暮らす。
そして明日死んだとしても、娘に少し残るようにしておく。
そんな心づもりで家計管理をしています。
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