2022年秋、わたしは職場が同じで社外に勤務する彼と、職場仲間以上恋人未満の関係を経て、2023年元日、晴れてお付き合いする関係になりました。
他人と一緒に暮らすことができないふたりが同棲できるのか

彼は離婚歴があり、その原因の一つに他人との共同生活を長期間続けることが難しいということがあったようです。
わたしも共感する部分があり、一人になる時間が欲しいタイプの性格です。
そんなわたしが、なぜ同棲したいと思うようになったのか。
お酒を飲みすぎると正常な判断ができない彼

今年7月、彼のお酒の飲みすぎによる報連相不足がきっかけで、わたしの【1度誤った人を許せない】【自分のルールを曲げられない】性格のため別れる決意をしました。その後、何度も話し合い8月に復縁しています。
そのとき感じたのは、あの日わたしが彼の家で待っていれば、お酒を飲みすぎて帰宅できないなんてことはなかったのではないかということ。
彼はとてもマメで誠実な人です。
とても信頼しているからこそ、お酒の飲みすぎから判断を誤って裏切りにつながる行為を選んでしまうことを少しでもなくして欲しい。
決意を曲げてまで復縁するからには一歩先の関係を目指したいと思うようになりました。
週2のお泊まりから同棲へ向けたプロセスをプレゼン

これまでのお付き合いの中で、彼の家へ週2程度のお泊まりはしていました。
【他人と暮らせないとお互い感じていた相手は別の人】
だからこそ少しずつ日数を増やして、生活スタイルや精神的に苦痛に感じるわたしたち二人の限界を探ってみませんか?
まずはお泊まりを週3に、翌月週4に…と増やしてみたいと提案しました。
彼は少し戸惑った様子で「週5になるときついと思う」と正直に打ち明けてくれたので、それに寄り添う形で様子を見ることになりました。
同棲することのメリットを考える

一緒に住むことのメリットで一番に思い浮かぶのは2人の時間を多く過ごせることです。それは幸福感、安心感にも繋がります。
同棲して多くの時間を有効に使う

わたしたちは、会社が違いますが職場が同じ場所なので、彼の車で家まで送ってもらっています。家に着いたあとも、車内で長い時間会話したり一緒に過ごす時間を大切にしてきました。
先ほども触れましたが、週2回程度、彼の家へお泊まりしています。お泊まりの準備、お互いの家の行き来、それぞれの家の家事を両方すること、など生活拠点が2つある状態がわたしにとって少し負担になっていました。
一緒に住むことで、料理や家事をしながら過ごしたり、それぞれのしたいことをしたり、これまでの二人の時間を私生活に組み込むことで、多くの時間が生まれます。つまり時間の有効活用ができるのです。
同棲して収入源を2つに支出を1つに

現在、わたしは19歳になる娘と一緒に暮らしています。そのため今は家計を一つにまとめることは難しいです。
いずれ娘が巣立つことになれば、わたしと彼の収入を合わせ、二人で家賃や光熱費・生活費を出し合う方ことが可能になります。
減らすことのできる支出で、美味しいものを食べたり、旅行へ出かけたり、二人の思い出の資金に使うことができます。
同棲することのデメリットも考える

そもそもが他人と暮らすことが難しい二人です。デメリットも多く、対処法は先に準備しておきたいものです。
生活スタイルを揃えることは不可能

お泊まりで一緒に寝ていることで気づいたことは、相手の寝返りやトイレ・水分補給などで中途覚醒するタイミングが増えたことです。
わたしは睡眠障害があり、睡眠薬を服用しています。
また、彼もわたしの中途覚醒のタイミングで完全に目は覚めていないもの「大丈夫?」と気にかけてる場面が何度もあるので、少なからず熟睡を妨げてしまっていると思いました。
対処法
わたしたちは決して睡眠を阻害するつもりはありませんが、睡眠は大切にしたいということで、別々の部屋に寝ることの相談を怠らないということになりました。
いつも一緒に寝たいけれど、小さなSOSを無視することなく早めに申し出るということです。
今のところ、この対処法を使用したことはありません。
家事はできるときにできる人が

わたしも彼も家事が得意ではありません。
取り込んだ洗濯物が山積みになることもあれば、皿洗いが何日も溜まっていることも。彼の家には掃除機というものがありませんし、たまにするクイックルワイパーがとんでもなく真っ黒でも「すごい汚いね」と笑って終わりです。
対処法
ここはあまり揉めることもなさそうです。
できる人がする。できなくても気にしない。です。
節約のための自炊より、無理せず美味しいものを食べる

彼は食に対しては節約家なイメージでした。一人のときの主食は蕎麦やうどんなどの麺類で、ご飯を炊いても野菜の浅漬けと味噌汁で十分の人です。
一方わたしは、自炊が大嫌い。
料理といっても茹でるだけ、焼くだけ、レンチンするだけを基本に、包丁やまな板もなるべく使わないようにトマトやオクラをそのままかじるような野生児です。
一人のときは外食・コンビニ・Uberなどお金よりも楽さをとってました。
対処法
彼がわたしのつくるお味噌汁やお好み焼き・カレーをおいしいと好んでくれるので余力があれば作ってあげたいという気持ちがあります。
そして彼の趣味は釣りで、釣った魚を捌き、刺身や塩焼き・あら汁・煮付け・天ぷらなど料理することができます。
お互いストレスの多い職場ですが、やはり自分たちで料理したご飯を食べるときはとても温かい気持ちになります。
そういう気持ちを大切にし、節約を気にしすぎる自炊はせず、無理な時は外食しても気にしないことにしています。
8月は週3半同棲

そんな感じではじまった週3同棲。1週目と2週目はまたいで5連泊しました!
5日の中で、職場トラブルで情緒不安定になったりもしました。しかし彼との時間が何よりも心の回復に繋がりました。
彼も5日間「楽しかった」と言ってくれたことがとても嬉しかったです。
きっと、これからもさまざまな問題にぶつかることと思います。出来るかぎり穏やかに、二人でたくさん対話し乗り越えていきたいです。
彼に「一緒に暮らそう」と言われるまであとxxx日…